繊細なHSPでも「それは感性!」と思いたいあなたへ

さて突然ですが、「HSP」って、ご存知ですか?

HSPとは

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味。

アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、「人の気質」を表す名称

アーロン博士によると、人口の約20%の人はHSPである。

 

つまりは

様々な刺激に過剰に反応してしまう

「高度な感覚処理感受性」と呼ばれる気質であり

職場や家庭など生活の中で気疲れしやすく、生きづらいと感じている方が多い

のです。

 

HSPの特徴

まとめると

人一倍繊細で、敏感すぎて、人の目が気になり、傷つきやすい人

ということなのだけど、具体的にはどんな特徴があるのでしょう?

代表的なものとしては

  • 刺激に敏感、五感に敏感
  • 相手の気持ちに共感しやすい
  • なにかあると自分のせいかもと思う
  • 人と関わると疲れやすい
  • 肌触りが気になる
  • テレビの世界と現実の区別がつき辛い

と言われています。

これを聞いたとき、

私もそうかも・・・・と思いました。

大分類でカテゴリー分けすれば

私も間違いなくその分類に入ると思うのです。

HSP診断テストというものをやってみても

60%の確率で・・という結果でしたし。

 

HSPは感性である

HSPの診断テストをした私は

うーん、HSPかもなーって思うけど

「私、HSPなんです」とは言いません。

どうしてかというと

その性格も私の一部だから。

そして、そうじゃない性格もあるから。

私は私って今は思えるんです。

 

生きづらかった過去

とはいえ、過去はどうだったかというと

過去の私はもう劣等感の塊。

だから

  • 自分を大きく見せてみせることに必死。
  • できないことを「できない」と言えなかったり
  • 周りの人がみんな私より優秀だと思っていたり。
  • 人の目が気になって発言できなかったり。
  • セミナーや講習はいつも一番最後尾の列。

こんなふうにずっと恐怖を抱えて

自分が目立たないようにして

キラキラした生活とは無縁で

生きてきました。

そして、

私の人生はこんなものだ。。。。

私のことを好きって言ってくれる人がいるなんて・・・

と、自己肯定感ゼロの中、

「尽くす」ことしか自分の存在価値がないように感じていました。

だから浮気されても許すしかなかったり

酷いいやがらせにあってもじっと我慢したり。。。。。

 

人と一緒にいると疲れてしまって、大人数が苦手で

けど一人は寂しくて。

感情がたくさん出過ぎて泣くことでしか表現できなかったり。

人前で話すなんて自殺行為!というくらいの緊張派。

生きていくためには目立たないこと、と思い、自分の強みなんてない、と思い

必死に鎧をつけて頑張っていました。

とても生きづらかったのです。

 

私が180度変われた理由

その生きづらさが、

HSPっぽい性格が、

180度変わったのは

どうしてなんでしょう?

 

それは・・・

 

「自分の思い込み」と向き合い

自分の「思い込み」を感じ尽くし、そしてクリアにし

自分を扱えるようになったから。

 

もっと言えば

自分ってこんな人なんだから

私にしかできないことがあるから

私にしかない「感性」があるから、と

私の強みを感じることができたこと

これでいいやって思えたこと。

私は心が弱いわけでもなく、気にしすぎなわけでもなく

もっと頑張らなきゃいけないわけでもない。

これが私。

そうやって、自分をそのまま認めることができたのです。

 

まとめ

人には「才能」「強み」があります。

誰にでもあります。

それを使いなさい、と宇宙に言われて

この地球に生まれてきています。

だから、強みを使わないというのは

ある意味とても宇宙に失礼なこと。

 

繊細だからこそ、自分を守れる。

人との境界線がうまく引けなかったからこそ、人との距離感がわかる。

HSPかもっという1つの「表現」だけで

自分を納得させるのではなくって

過去のトラウマだけで

自分の価値がないと思うのではなくって

何ができてもできなくても

私ははそれだけで素晴らしい存在。

だから大丈夫。

そう自分に言ってあげてください。

そうしたら、まだ開花していないあなたの才能がむくっと起き上がるかもしれません。

 

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