「ステップメール」をご存知でしょうか?
メルマガ登録率を上げたい!って思ったときに必要なのは
- ランディングページ
- ステップメール
の2つと言われています。
ステップメールとは
事前に用意した何通かのメールを、設定したスケジュールに従って一定期間自動でユーザーに送ることのできるメールマーケティング手法のこと。
ユーザーが会員登録した日をスタートとして、「日時」や「ユーザーのアクション」に合わせて配信する。事前に設定してしまえば自動的に配信されます。
ステップメールのメリットとデメリットはこちらから。
では効果的なステップメールのシナリオとはどういうものなのでしょうか?
今日はステップメールを実際に作る手順をご紹介です!
シナリオを考える
ターゲットユーザがどの人であるか、ペルソナをまずチェックしなおしてみましょう。
そのペルソナさんが「欲しい!」と思ってくださるシナリオを考えていきます。
- ペルソナが抱えている問題
- ペルソナが求めている解決策
- ペルソナに届けたいあなたの思い
これらをまずは書き出して見ましょう。
ステップメールのシナリオ作りの手順
方向性を決める
まずは大まかな流れや方向性を決めていきます。
- あなたのステップメールを読むことでユーザーさんはどう変われますか?
- また、あなたはユーザーさんとどんな信頼関係を築きたいのですか?
- ユーザーさんにしていただきたい行動は?
この「ユーザーさんが手にするゴール」を見据え、ステップメールを作っていきましょう。
ステップメールは「何通送らなければいけない」というルールはありませんが
多すぎてもユーザーさんは飽きるでしょうし、少なすぎればあなたの思いが届かないリスクがあります。
ストーリーを考える
ゴールが決まったら、そのゴールにたどり着くにはどうするか、という「逆算」でストーリーを考えていきましょう。
ストーリーは、「AIDMAの法則」に沿って分割し、シナリオを組み立てます。
AIDMAとは、消費者の商品購買時の心理プロセスを段階的に表したもので、Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字を合わせたもの。
例えば以下のように組み立てていくことが可能です。
1通目ーインパクトある言葉であなたの思いを伝える
2~3通目ーメリットやベネフィットを伝え、関心を持ってもらう
4~5通目ーお客様の声を掲載し、「私もこうなりたい」という欲求を刺激する
6~7通目ーお客さまが欲しい!と思っているノウハウを提供し信頼関係を作る
などの方法を使ってストーリーを組み立てます。
ステップメールのシナリオ
ではどうやってステップメールを作るのか?
ここでは4つのパターンをご紹介しますね。
1ノウハウ・スキルをがつっと提供型
あなたの持ってるノウハウ・スキルを伝えることに専念するステップメールです。
例えば「お客様がスルスルと吸いよせられるブログ集客」というノウハウだったら
あなたのノウハウを5つのメールに分けて届けるというステップメールを作ることができます。
[aside type=”orange”]例;「お客様がスルスルと吸いよせられるブログ集客」 1. ブログ集客の全体像 2. ブログで大切なプロフィールの作り方 3. お客様が前のめりになるタイトルのつけ方 4. ブログ集客で大切なアクセスアップの方法 5. 覚えておきたいクロージングのワナ [/aside]
2物販でそーっとセールス型
あなたが物販サイトを運営しているのであれば
の商品・サービスを購入してもらうためのステップメールが効果的ですよね。
ただし!
ステップメールでは、「セールス」するのではなく「信頼関係」にフォーカスしてくださいね。
最初からセールスするのではなく、商品の素晴らしさを知っていただき
最後のステップメールでセールスをすることがおススメです。
[aside type=”orange”]例;「シワが5分で隠れてしまう魔法のクリーム」 1. シワが出来るプロセス 2. なぜシワが消えるのか 3. 信頼できるデータからのベネフィット 4. 購入者の声 5. 限定発売!おためしクリームの情報 [/aside]
購入後の『フォロー』も忘れずに
あなたお商品を購入してくださった方への「フォロー」も忘れずに行ないましょう。
例えば
購入後3日目に「調子はいかがですか」
購入後一ヶ月目に「定期購入のご案内」
のようなステップメールを送るように設定しておくことで、
あなたの商品・サービスを購入してくれた人に対してフォローメールを自動的に送ることが出来ます。
- しっかりとしたアフターフォローをしてくれている
- 顧客を大切にしている
などを感じていただけるようにしましょうね。
お客様に価値を共有型
あなたの考え方や価値観を共有して
お客様をあなたの「生徒」さんにするステップメールです。
教育というと、言葉の響きで勘違いしてしまう人が結構多いだけど、
教育=何か教えてあげる、ということではないのです。
それよりも、「お客様自身に気付いて頂く」っていうようなイメージです。
お客様は、「自分が知らないことを知りたい」「あなたから学びたい」と思って
メルマガ登録してくださったはず。
なので、お客様に「ノウハウを伝える」ことだけではなく
あなたの価値観や思いを組み入れることで、
お客様があなたを「先生」のように感じてくださいます。
あなたに一目置く!と思って頂けるような内容を入れていきましょう。
[aside type=”orange”]例; 教育ステップメールに入れたい内容
1. 私がこのビジネスを始めたきっかけ
2. 私が毎日忘れずに心がけていること
3. 私が経験したどん底
4. 私のビジネスにおける信念
人となりをオープンに自己開示型
あなたの人間性や「人となり」を伝えて行くためのステップメールです。
これは「自分を知ってもらう」ことにフォーカスしているので、
プライベートの内容を盛り込んで、共感して頂くようなイメージです。
「あなたがどんな人なのか」というプライベートを開示することで
お客様は「身近な人」というイメージをもってくださいます。
[aside type=”orange”]例;「プライベートオープンでのステップメールの内容例」 1. 幼い頃に感じた「コンプレックス」 2. 家族状況や自分の出身場所について 3. 最近はまっている趣味 4. 恥ずかしかった過去 [/aside]
シナリオを作るときのポイント
4つのうち、どの型で作っても構いません。
また、4つをミックスさせてオリジナルのステップメールを構成してもOKです。
ただし!以下のポイントに気をつけましょう。
「1通目」の内容はとても重要です。
なぜかというと、1通目を開封してもらえなければ、2通目以降も開封してもらえないからです。
あなたに対する興味関心を高め、「この人のメールなら読んでみたい」と思ってもらうことが大切です。
一通につき目的は一つです
伝えたいことを出来るだけ盛り込む!のではなく
ユーザーの方が1つの内容を読み、自分のスキルとし、
次のメールで新しいノウハウを送ってもらう、という流れにすることで
お届けしたい内容がしっかり伝わります。
メールの配信設定にも配慮
いつでもメールを送ってOK!と思うかもしれませんが、
ここはユーザーの「生活」を考慮してみましょう。
ユーザーさんが「メールをチェックしやすい時間帯」は
朝、ランチタイム、帰社タイム、と言われています。
なので、一般的には、「朝7時、午前11時、午後6時」頃の配信が
効果的だといわれています。
また、メール1通1通の間隔をどれくらいにするのかもチェックです。
毎日や1日ごとに設定したあと、結果を見つつ、間隔を変えていってくださいね。
まとめ
いかがでしょうか?
ステップメールを作る!といってもいろんな「スタイル」があるので
お客様がどんな情報を求めているのか、を考えながら
ステップメールを作っていきましょう。
また、ステップメールを作成したから、はいおしまい!ではなく
開封率や反応をみながら内容を随時修正していくことが大切です。