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私のストーリー⑤ まさかのモラハラ編

母を見送り、

初めて喪主となり、

私は天涯孤独になりました。

ただ、私はまだ「彼のいるアメリカで生活をスタートさせる」という思いがありました。

 

「いい人と出会ってよかった。私の事は気にせずに

自分が幸せになることだけを考えてください。

あなたが幸せになることが一番嬉しいことです。

自分の幸せだけを考えてね。」

これが母からもらった最後のメール。

 

ところが。。。。

 

どういうわけか彼が豹変し始めたのです。

 

あんなに優しかった彼が

  • だまれブス
  • あんたばかなの?
  • よっぽど誰にも相手にされないんだね
  • そんなんだからその年で結婚できないんだ
  • どうしてこんな簡単ことが分からないの?何回も説明してやってるのに。どうしてこうもバカなの?
  • これがあんたの人の好きになり方なんでしょうかね
  • 更年期障害なのかよお前は
  • 反省の態度と謝罪をしろ
  • オバタリアンだな

この言葉を罵倒され・・・

 

それでも私は彼のことが好きでした。

彼のことが・・・というよりは

豹変する前の、愛情たっぷりで不器用でシャイな彼と

今の彼が同一人物とは思えなかったんです。

 

が・・・・極め付けに・・・

母が亡くなり半年後、3泊だけ日本に帰国することができた彼は

「仕事」と称して女の子とご飯に出かけ

朝まで帰ってきませんでした。

その次の日もその彼女とランチしたそうです(後日発覚)

この話がバレた時の言い訳は

  • 彼女のことは好きじゃない
  • 好きじゃなくても食べることってあるじゃない?
  • 浮体っていうのかな、こういうの

浮気だけはしないだろう

人の痛みがわかる人だ、と思っていた私にとっては

こんな衝撃なこと・屈辱的なことはありませんでした。

貴重な日本滞在時間の3日のうち、

彼は1.5日をその人と過ごしたんです。

そしてその彼女とは

私が母を亡くした1ヶ月後からスタートしていて・・・・

その頃から彼の態度が豹変しだしていたんです。

結局、3日間の滞在中、一度も私と食事する事なく帰国していきました。

 

彼が帰国してからは、

メールしても無視、電話も無視。

無視されるということ、

Lineを既読スルーされるということは

私にとっては

私は愛されない存在だ

という思いを思い出させるのに十分でした。

 

その後彼との別れ。

母を亡くして彼をなくす。

私を支えていたものが2つ無くなり

残ったのは言葉の暴力だけ。

そこから一度よりを戻したのですが

彼は元の彼に戻ることはありませんでした。

私は彼の言葉がどんどん突き刺さり

  • 私が人を愛するやり方は間違っているのか
  • そもそも人から愛される人ではないのではないか
  • 誰かに愛されるなんておこがましいことなのだ
  • 私は人として失格

とまで思うようになり、全てに自信がなくなりました。

周りのお友達は

そんなことないよ!他にもいるよ!と言ってくれたけど

私の心はがしっと閉ざされてしまったんです。

毎日寝る前には

大好きな彼が他の人と連絡し朝まで過ごしたシーンを思い

朝起きれば

彼から連絡がない「現実」を噛み締め

仕事にいってもうまくいかず。。。

これが私の人生なんだ、と思っていました。

飲んでも眠れない、

食べる気にもならない、

出てくるのは涙だけ。

そんな日々が続いたころ・・・・

私の中に一つの光が見えてきたのです。

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