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私のストーリー② 円形脱毛とクビがやってきた編

社会人として仕事を始めたワタシは

何か資格を取るわけでもなく

仕事に誇りを持つわけでもなく目標があるわけでもなく

ただなんとなく「仕事をこなす」毎日でした。

SEと営業アシスタントを経て27歳からは外資系の金融会社で秘書として働きだし、

それこそ携帯とパソコンを握り締め

勘違いな男性脳のオヤジたちや

お金に群がる女たちを見ながら

シクシクと働いておりました。

ワタシに出来ることはこれです!なんて言えるものはゼロ、と思っていたし

それなりにお給料ももらっているし。。。。って思いながら

そのうち結婚して

そのうち人生がなんとなく上向きになっていき

それまで会社員生活を続けるのだろう、、、なんて

のんきに思っていたんです。

そんな頃

リーマンショックのあおりを受けて勤務先が撤退。

ある日突然みんなでプ~子。

その時初めて

会社って

永遠にあるわけじゃないんだ

自分の食いぶちは会社が保障してくれるわけじゃないんだ

っていうことを身をもって知ったわけです。

会社が撤退する、なんていうのは

めったにあることではないけど、

実は外資系ではよくあること。

もうやりたいことをするわ!とか

学校に戻るわ!なんていう潔い同僚も居たのに

私はというと、 探しまくりました!

仕事を。

でも。。。。。

リーマンショックで経済はマイナス。

人を雇うどころか縮小の嵐。。。。

1つのポジションにたくさんの人が応募するから

もうチケットぴあ状態。。。。

で。。。。

採用試験に落ちまくり、

やっぱり私は才能がないんだ

私って価値がないんだ

って

どんどん自分を責めて

どんどん「ワタシが持ってる強み」を探すことを封印し

他者に埋もれる私 を演じ始めたんです。

そこからは

転がり落ちるように

ボロッボロの時間に突入。

そんなこんなでズタズタになりながら

50社に応募して

ようやく1つのポジションをゲットしました。

でも、それは、「契約社員」からのスタート。

アラフォーのワタシには

「正社員」のポジションを軽々ゲットする、なんてことが出来なかったのです。

 

生きていくには仕事をしなければ(家賃も払わなきゃだし)

スキルといえば秘書の仕事だけ

と思い込んでおりました・・・・

 

1度、「仕事がない」状態を経験したことで

「行くところがない」=必要とされていない=ワタシに価値がないって思い込み

今のつつましやかな平和がまたなくなるのでは、、っていう不安で

ただひたすら受け身で

変わらない毎日をつつましく生きる日々。。。。

 

薄々は

自分の中でも

この仕事ではホントに私が喜んでないなー

この仕事をやっていてもいつか頭打ちだなーって

分かっていたんです。

 

けど、

 

分からないフリ。

見ないフリ。

 

そして

ココロの声がいつの間にかどんどん大きくなり始め

そろそろいい加減にしなさいよ!っていうメッセージのような出来事が!

 

なんと、必死な思いで転職した会社に居たのはブラック上司。

オヤジ丸出しのザ・オヤジで

秘書をホステスのように扱うとんでもないオヤジ。

あれやこれやといちゃもん付けられ。。。

 

気が付けば・・・・

 

円形脱毛が2個。 ○○ 

(鏡見て唖然・・・・)

 

たまたまタイミングよく社内異動のポジションを見つけ

逃げるように社内異動をしてみたら。。。。

 

上司、クビになる。。。。

 

新しく来た上司はペテンの妄想癖。

あることないこと言い出し

更に

円形脱毛 さらに1個追加・・・

 

でも、その頃の私は

休むっていう勇気もなくって

ひたすら嫌がらせに耐えて

ひたすら一人で踏ん張り

仕事を楽しいって思うなんて到底無理で。。。

 

そんな時ペテンの妄想癖上司の意地悪が炸裂し

とうとう、

ワタシ、クビ!

 

えーっと思うかもしれません。

けど外資ってそんなもの・・・・

上司が「こいつ気に入らない」となれば

簡単にクビにできる社会なんです。

 

そこで、またまた

「行くところがない私」

「なにもスキルがない私」に逆戻りです。

 

理不尽な言いがかりに疲れ果てて

仕事=雇われる=自分を殺してでも相手に気に入られなきゃいけない と思い込み

死人のようにもがき苦しんでおりました。

 

そんなとき・・・・

またまた事件が起こったのです。。。。

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